こんにちは。上尾市の歯医者 とも歯科矯正歯科クリニック 院長の中川です。
先日告知させていただいた、小児矯正のセミナーですが30名さまほどお集まりいただき、大変有意義な時間が過ごせました。
これからもまた同じようなセミナーを行なっていこうと思っておりますので、ぜひご興味ある方はご参加いただけますと嬉しいです。
さて、今回も患者さまからの質問にお答えしていきたいと思います。
今回の質問は、40代女性の方からです。
『先生、私夜寝る前しか歯磨きしてないんですけど、歯磨きって1日何回すればいいの?』
という質問です。
朝は必ずした方がいい!とか1日3回は磨いて!とか聞いたことがある方が多いのではないかと思います。
それではお答えしていきます。
私の答えとしては
『食事をするごとに歯磨きをするのがベストです!でもどうしても難しい場合は最低でも、朝と就寝前の2回は行いましょう。』
通常お口の中は「中性」になっていますが、食事をすると一気に「酸性」になります。
「酸性」はお口の中の細菌が繁殖しやすく、歯が溶けやすい状態になります。ですので、『1日〇〇回の歯磨き』と決めず、食後は必ず歯磨きをするように心がけましょう。
1日3食なら3回。1日4食なら4回、5食なら5回という具合です。
これは間食も含めての回数なので、間食も含め食事をしたらその都度歯磨きをすることで虫歯のリスクは抑えられます。
また、外出先でどうしても食後の歯磨きができない!という場合ですが、その際は最低「うがい」だけでもしていただき、ゆすぎましょう。
もちろんうがいでお口の中をゆすいだだけでは歯磨きと同じ効果にはなりませんが、「やらないより、断然やったほうがいい」です。
歯磨きのタイミングを失い続け、お口の中をそのままにしておくより、ゆすいであげた方が汚れは多少はとれていきます。
これは口腔内洗浄液でも同じようなことが言えます。
もし居酒屋さんやレストランの洗面台に、モンダミン等が置いてあれば歯磨きができない場合はぜひ使ってください。
しかし口腔内洗浄だけで歯の汚れを全て落とせるわけではありませんので、歯磨きの代わりとして過度な期待はしないようにしてもらった方がいいです。
夜寝ている間に、お口の中で最近は繁殖し続けています。口の中は高温多湿な状態なので菌が繁殖しやすい環境です。
加えて就寝時は唾液がほとんど分泌されなくなるので、菌の動きがより活発になっています。
その状態で朝食をとると、さらに口内に細菌の餌ができて繁殖しやすくなります。
ですので、朝食の後は必ず歯磨きするようにしてください。
また、昼食後に歯磨きができない方もおられると思います。
そのまま夕食を食べると、長時間お口の中を洗浄していない状況なので虫歯のリスクは高まります。
昼食後に磨けなくても、夕食後には必ず磨くようにしてくださいね。
歯磨きせずにそのまま就寝という状態は最悪です!!
この記事を書いたのは
とも歯科矯正歯科クリニック院長 中川智彦
日本大学歯学部卒業
インビザラインドクター
インビザラインプラチナプロバイダー
シュアスマイルドクター
メイクアライン所属
アライナー矯正CIAO所属
マウスピース矯正スタディーグループDNEX所属
クリンチェックマラソンコース
SAO第1期メンバー
デジタルアライナーオルソドンティクス2020コース
床矯正研究会所属
アストラテックインプラントシムプラントコース
POIインプラントコース取得